ご予約・お問い合わせ

03-6427-7080

Instagram WEB 予約 24時間いつでも受付

ブログ

Blog

  • TOP
  • オフィス・ホーム・デュアル、ホワイトニングの種類と違いを歯科医師が整理
医院ブログ

2026-09-11

オフィス・ホーム・デュアル、ホワイトニングの種類と違いを歯科医師が整理

鏡を見るたびに歯の黄ばみが気になりながらも、「どの方法が自分に合っているのかわからない」と調べ続けている——そんな方のために、違いをまるごと整理しました。ホワイトニングには大きく3つの方法があり、仕上がりの白さ・かかる時間・続けやすさがそれぞれ異なります。この記事では、歯科医師の立場から各手法の仕組みと特徴を整理し、どんな方にどの方法が向いているかを丁寧に解説します。

ホワイトニングには3種類ある——オフィス・ホーム・デュアルの基本を整理

オフィス・ホーム・デュアルホワイトニング3種類の仕組みを比較した図解

ホワイトニングとは何か——歯の「漂白」という仕組み

ホワイトニングとは、歯の表面から薬剤を浸透させ、歯質の内部に蓄積した着色物質を分解することで歯を明るくする処置です。歯の汚れを物理的にこすり落とすクリーニングとは異なり、歯そのものの色調を変化させます。

歯の漂白メカニズムは、「過酸化水素から発生するヒドロキシルラジカルが、有色二重結合分子を分解し無色分子にする」とされています。つまり、コーヒー・紅茶・タバコなどによって歯に蓄積した着色有機物が、薬剤の化学反応によって分解されることで歯が白く見えるようになります。[1]

日本歯科審美学会によると、歯の漂白(ブリーチ)効果が学術的に認められているものは、いずれも過酸化物からなるホワイトニング剤を使用する方法で、医薬品医療機器等法上、医療用具(歯科材料)とされており、歯科医師または歯科衛生士の資格を持たない者がこれを用いて施術することは違法行為になります。[2]

歯科医院で受ける「医療ホワイトニング」と、サロン等で行う「セルフホワイトニング」は、使用できる薬剤の種類・濃度が法令上まったく異なります。仕上がりに大きな差が出るのはそのためです。当院では歯科医師・歯科衛生士が管理するかたちでホワイトニングを提供しています。

3種類の概要——オフィス・ホーム・デュアルとは

歯科医院で行うホワイトニングは、大きく3種類に分けられます。

オフィスホワイトニングでは30〜35%過酸化水素や3〜6%過酸化水素と二酸化チタンが、ホームホワイトニングでは10%過酸化尿素や6%過酸化水素が用いられ、デュアルホワイトニングでは両者が併用されます。[3]

種類 施術場所 主な薬剤 即効性 持続性
オフィスホワイトニング 歯科医院 高濃度過酸化水素 高い やや短い
ホームホワイトニング 自宅 過酸化尿素・低濃度過酸化水素 ゆっくり 比較的長い
デュアルホワイトニング 両方を併用 上記を組み合わせ 高い 長い

それぞれの仕組みをもう少し詳しく見ていきます。

各手法の仕組みを整理する

オフィスホワイトニングは、歯科医院のチェアで行う施術です。診療室内で行われる漂白処置法で、過酸化水素を含む漂白剤のペーストを歯面に塗って光線を照射します。1回の所要時間は約1時間程度で、通常3〜6回の通院が必要です。[4]

ホームホワイトニングは、歯科医院でオーダーメイドのマウスピース(トレー)を作製し、処方された薬剤を自宅で使用する方法です。トレーブリーチングとも呼ばれ、漂白剤として用いられる10%過酸化尿素ゲルをマウスピース内面に入れて歯に被せると、過酸化尿素が徐々に分解して低濃度の過酸化水素が発生します。一日2時間のトレー装着を2週間続けるのが基本です。[4]

デュアルホワイトニングは、オフィスとホームの両方を組み合わせる方法です。医院での施術でベースの白さを高め、その後自宅でのケアで白さを定着・維持させます。即効性と持続性を両立させたい方向けの選択肢です。

仕上がりの白さ・速さ・持続期間、3種類を徹底比較

ホワイトニング3種類の仕上がり・白さの持続期間比較インフォグラフィック

即効性と白さのレベルを比較する

3つの方法のなかで、最も即効性が高いのはオフィスホワイトニングです。高濃度の薬剤と光照射を組み合わせるため、1〜数回の施術で変化を実感しやすいという特徴があります。ただし、オフィスブリーチは短時間で白くする処置ですので、漂白効果・後戻りともに個人差が大きいのが特徴です。[4]

一方、ホームホワイトニングの白さはゆっくり現れます。ただし、効果の予知性が高く、作用がマイルドで透明感のある自然な白さが得られます。また、オフィスブリーチに比べると後戻りも少ないのが特徴です。[4]

当院では、補綴歯科専門の椿田院長のもと、歯の色調と口元全体のバランスを考慮しながら治療ゴールを設定します。拡大画像をモニターに映しながら現在の歯の色調を確認し、ご希望の仕上がりについて丁寧にご説明した上で施術方針を一緒に決めています。

後戻りと持続期間の違い

ホワイトニングの効果は永続するものではなく、どの方法でも一定の「後戻り」があります。

いずれの漂白法においても多少の後戻りを生じる可能性がありますので、白さを維持するためには定期的に歯科を受診して、チェックとクリーニング、そして必要に応じて再漂白を受けることが大切です。[4]

持続期間の目安は、一般的にオフィスホワイトニング単体で約6ヶ月前後、ホームホワイトニングでやや長い傾向があります。デュアルホワイトニングは両者の相乗効果により、1〜2年程度の持続が期待できます。ただし、飲食の習慣や口腔ケアの状態によって個人差があります。

コーヒーや紅茶を日常的に飲む方、喫煙習慣のある方は後戻りが早まる可能性があります。白さを長く保つためには、定期的なクリーニングとの併用が効果的です。

知覚過敏について——施術前に知っておきたいリスク

ホワイトニングでよくみられる一時的な副反応として、知覚過敏(冷たいものがしみる感覚)があります。多少知覚過敏を生じることがありますが、通常一時的なものであまり心配することはありません。ただし知覚過敏が強く出てしまった場合には先生に相談して適切な処置をしてもらうと良いでしょう。[4]

また、ホワイトニング材の濃度が高いほど漂白効果は高いが、高濃度の過酸化水素は粘膜に対して強い刺激性があるため、歯肉・口唇などの軟組織に付着しないよう取り扱いには注意を要すると、J-STAGEに掲載された学術論文でも指摘されています。[1]

当院では、電動麻酔器や表面麻酔の活用だけでなく、施術前後の口腔内の状態確認を丁寧に行い、知覚過敏が出やすい方には個別に対応しています。歯周病や虫歯がある状態での施術は刺激が強まる可能性があるため、ホワイトニング前の口腔チェックを必ず行っています。

費用の目安はどれくらい?種類別の料金感を確認しておこう

オフィス・ホーム・デュアルの3方式の違いを絵で示した比較図解

ホワイトニングは保険適用外の自由診療

ホワイトニングは、審美目的の施術として健康保険の対象外となります。費用は全額自己負担です。医院ごとに料金設定が異なるため、事前の確認が重要です。

わが国では、ホームホワイトニング材の濃度は、過酸化尿素17%以下、または、過酸化水素6%以下に制限されています。[1]これは毒物及び劇物取締法に基づく安全上の規制です。使用できる薬剤の種類・濃度は法令で厳密に定められており、医院で処方されるホームホワイトニング薬剤は、安全性が確認されたものに限られます。

種類別の費用目安

以下は一般的な費用の目安です。医院によって異なりますので、あくまで参考値としてご覧ください。

オフィスホワイトニング

  • 1回あたりの目安:1万5,000円〜6万円程度
  • 通院回数:通常3〜6回
  • 合計費用はコース内容・照射回数・使用薬剤によって変わります

ホームホワイトニング

  • 初回(マウスピース作製+薬剤)の目安:2万5,000円〜4万円程度
  • マウスピースが完成後は薬剤の追加購入のみでケアを継続できます
  • 自分のペースで進められる点がメリットです

デュアルホワイトニング

  • 目安:5万円〜8万円程度
  • オフィスとホームの費用が合わさるため最も高くなりますが、持続効果も高い傾向があります

当院ではクレジットカード払いに対応しており、費用の一括負担を避けた分割払いも選択いただけます。初診時に口腔内の状態を確認したうえで、ご希望・ライフスタイル・予算に合わせたプランをご提案しています。

どのタイプが自分に向いているか——選択の目安

3つの方法には、それぞれ向き不向きがあります。

  • 「できるだけ早く白くしたい」「特定のイベントまでに間に合わせたい」 → オフィスホワイトニングが検討の選択肢になります
  • 「自分のペースでゆっくり白くしたい」「通院回数を減らしたい」 → ホームホワイトニングが向いています
  • 「白さの仕上がりと持続を両立させたい」 → デュアルホワイトニングが選択肢になります

ただし、歯の現在の状態(虫歯・歯周病の有無、知覚過敏の程度)や歯の変色の種類によって、適した方法は異なります。食べ物や飲み物が原因で歯が着色してしまう場合や、むし歯や病気・薬によって変色してしまう場合など、様々な原因があり、解決方法も異なります。気になる場合は歯医者さんで診てもらい、ホワイトニングの最適な方法を相談しましょう。[5]

たとえば、テトラサイクリン系抗生物質による内因性の変色や、神経のない歯の変色は、通常のオフィス・ホームホワイトニングでは対応が難しいケースがあります。まずは口腔内の診査を受け、ご自身の歯の状態に合った方法を歯科医師とともに検討することをおすすめします。

まとめ

  • ホワイトニングは歯の内部の着色物質を薬剤で分解する処置で、歯の汚れを削り落とすクリーニングとは仕組みが異なります。歯の漂白効果が学術的に認められているのは過酸化物を使用する方法のみで、歯科医師・歯科衛生士による施術が必要です。[2]
  • オフィスホワイトニングは即効性が高く、歯科医院で1回約1時間の施術を数回行います。個人差が大きく、後戻りもやや早い傾向があります。
  • ホームホワイトニングはオーダーメイドのマウスピースを使って自宅でケアする方法です。ゆっくりと自然な白さが出やすく、後戻りが比較的少ないとされています。1日2時間×2週間が一般的な使用期間の目安です。[4]
  • デュアルホワイトニングはオフィスとホームを組み合わせる方法で、即効性と持続性を両立させたい方に向いています。費用の目安は5万〜8万円程度です。
  • いずれも自由診療(保険適用外)で、施術前に虫歯・歯周病のチェックが必要です。知覚過敏・後戻りのリスクについても事前に歯科医師と確認することが大切です。[4]

平日19時まで・土曜も診療していますので、仕事帰りや週末にご自身のペースでご来院いただけます。恵比寿駅(JR山手線・東京メトロ日比谷線)から徒歩5分の恵比寿カメリア歯科では、ホワイトニングの種類やご自身に合ったプランを歯科医師が丁寧にご説明します。口腔内の状態を確認したうえで、白さの目標・ライフスタイル・費用感に合わせたご提案をいたします。WEB予約は24時間受け付けています。まずはお気軽にご相談ください。

📞 03-6427-7080

はじめて受診される方は、初めての方へ(初診の流れ)もあわせてご覧ください。

参考文献

[1] J-STAGE(日本レーザー医学会誌)「歯科の審美治療―歯のホワイトニング―」jstage.jst.go.jp

[2] 一般社団法人 日本歯科審美学会「歯のホワイトニングについて」jdshinbi.net

[3] J-STAGE(歯科保存学雑誌)「ホームホワイトニング期間中の着色性飲食物摂取と喫煙に対する規制の有無と歯磨きペーストの種類が漂白効果と後戻りに及ぼす影響」jstage.jst.go.jp

[4] 日本歯科医師会 テーマパーク8020「ホワイトニング」jda.or.jp

[5] 日本歯科医師会「お口のなんでも相談 ホワイトニング」jda.or.jp

関連記事

医院ブログの記事を見る

カテゴリ

当医院について

恵比寿カメリア歯科は、JR山手線恵比寿駅から徒歩5分の歯科医院です。予防・審美・機能回復を診療の柱に、地域の皆さまに信頼される歯科治療をご提供し、患者さま一人ひとりの健やかで美しい笑顔を末永くサポートいたします。

ご予約はこちら

03-6427-7080

午前10:00-13:30
午後15:00-19:00

タップして電話をかける 24時間受付WEB予約 お手軽LINE予約